日本のバイエル

トップメッセージ

イン・チェン

バイエルは「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」という意欲的なミッションのもと、人々が生きていく上で欠かせないヘルスケアと農業関連事業を中核とし、革新的なソリューションを提供するライフサイエンス企業として現在世界83カ国で事業を展開しています。このミッションは、1863年の創業以来、サイエンスを軸に人々の生活をより良いものにしていくために脈々と受け継がれてきた私たちの精神であり、ビジネスを通じて達成していきます。

 

日本とバイエルのかかわりは深く、その歴史は100年以上にわたり、現在では医療用医薬品、コンシューマーヘルス、クロップサイエンスの3部門で事業を展開しています。医療用医薬品部門では、アンメット・ニーズが高い疾患領域における革新的な医薬品や、デジタル技術を活用した新しい治療アプローチを通じて高齢化が進む日本の患者さんの健康寿命の延伸とQOLの向上に努めています。コンシューマーヘルス部門では、赤ちゃんの「人生最初の1000日」に適切な栄養を届けるため、女性の妊娠準備と妊娠期間を支援するサプリメントに注力しています。また、クロップサイエンス部門では、日本の農業を取り巻く環境の変化と新たなニーズに応えるため、近年では農薬事業に加え、デジタル技術を活用したソリューション開発にも注力し、持続可能な農業の発展を目指しています。

 

また、バイエルでは、サステナビリティは企業の責任であるだけでなく、長期的な事業成長を実現するためのビジネス戦略の重要な要素となっています。日本国内でも、健康や食糧、ジェンダー平等、気候変動などに関連する活動を、多様なステークホルダーと協働しながら行っています。

 

私たちはヘルスケアと農業という独自のビジネスモデルを持つライフサイエンス企業として、意義の高いイノベーションを生み出し、ステークホルダーの皆さまにより価値をもたらすために進化を続ける責務があります。急速に変化する社会においても、デジタル技術の活用や多様なパートナーの皆さまとの協働を通じてさらなるイノベーションを加速し、これからも日本のステークホルダーの皆さまと社会に貢献していきます。

 

日本バイエル代表
バイエル ホールディング株式会社代表取締役社長
医療用医薬品日本代表
バイエル薬品株式会社代表取締役社長
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