東京、2021年12月3日 ― バイエル ホールディング株式会社は、2022年1月1日付で代表取締役社長にフリオ・トリアナが就任することを発表します。フリオ・トリアナは、現職であるバイエル薬品株式会社代表取締役社長を兼務します。
トリアナは、2002年バイエル社に入社、中南米、米国、ヨーロッパを含むさまざまな国や地域においてリーダーを務め、国際財務およびオペレーション管理の分野で豊富な経歴を有しています。2021年9月にバイエル薬品代表取締役社長に就任する前は、ドイツ・バイエル社の医療用医薬品部門のファーマ・トランスフォーメーション責任者や最高財務責任者を務めました。トリアナは、ヒューストン大学(米国)にて生物学および化学を専攻し、アントニオ・デ・ネブリハ大学(スペイン)にて経営学修士号(MBA)取得しています。
社長就任にあたり、トリアナは次のように述べています。「バイエル薬品に加え、バイエル ホールディング株式会社社長への就任を大変光栄に思います。バイエルグループにとって日本は市場規模やイノベーション力のみならず、100年以上の長きにわたりともに歩んできた重要な地位にあります。日本における事業活動やサステナビリティへの取り組みを通し、今後さらにわたしたちが社会に貢献できるよう、日本のバイエル全体のリーダーとして全力で取り組んでいきます」
現在、バイエル ホールディング株式会社代表取締役社長であるトーマスペーター・ハウスナーは、2021年12月31日付で社長職を退任する予定です。ハウスナーは1990年ドイツ・バイエル社に入社以来、医療用医薬品事業においてさまざまな職務を歴任し、2005年から2008年まで日本のバイエルヘルスケアの管理本部長(CAO)の職にありました。2018年8月に現職に就任以降、3年以上にわたって日本バイエル代表として日本の組織をけん引してきました。
日本のバイエルについて
日本においてバイエルは、発売以来すでに100年以上経過している解熱鎮痛剤「アスピリン」を開発した会社として知られています。日本のバイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域において、幅広い付加価値の高い製品やサービスを提供しています。企業の目的である「Science for a better life」のもと、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。日本のバイエル全体の2020年の売上高は約2711億円、従業員数は2,642名です。詳細はwww.bayer.jp をご参照ください。
バイエルホールディング株式会社
2021年12月3日、東京
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。