オーソライズド・ジェネリック「リバーロキサバン『バイエル』」の情報提供を第一三共エスファが開始 / バイエル ライフサイエンスと第一三共エスファの販売提携に基づく

  • バイエル ライフサイエンスと第一三共エスファの販売提携に基づく

東京、2024年8月19日 ― バイエル ホールディング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:イン・チェン)子会社のバイエル ライフサイエンス株式会社(同:大阪市、同:同、以下「バイエル ライフサイエンス」)と第一三共エスファ株式会社(同:東京都中央区、同:新堰毅、以下「第一三共エスファ」)は、両社の国内販売提携に基づき、バイエル ライフサイエンスが厚生労働省より製造販売承認を取得した選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤(経口抗凝固薬)リバーロキサバン錠10mg「バイエル」/同15mg「バイエル」およびリバーロキサバンOD錠10mg「バイエル」/同15mg「バイエル」の情報提供活動を第一三共エスファが本日開始したことをお知らせします。本剤は、イグザレルト®錠10mg/15mg、イグザレルト®OD錠10mg/15mg(一般名:リバーロキサバン)のオーソライズド・ジェネリック(以下「AG」)です。

 

本AGは、バイエル薬品株式会社(同:大阪市、同:イン・チェン、以下「バイエル薬品」)が、2012年より日本で販売している選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤「イグザレルト®」と原薬、添加剤、製造方法が同一の製剤で、後発医薬品の中で唯一、成人の「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」および「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」の2つの適応を有します。

 

本AGは、第一三共エスファが医療機関への情報提供活動および販売・流通*を行います。患者さんの幅広いニーズに応えるため、バイエル ライフサイエンスと第一三共エスファ両社が協力のもと本AGの提供を通じて、患者さんへより一層の貢献を目指します。

* 第一三共株式会社の流通網を活用

<リバーロキサバン「バイエル」の概要>

 

販売名:
リバーロキサバン錠10mg「バイエル」、同15mg「バイエル」、
リバーロキサバンOD錠10mg「バイエル」、同15mg「バイエル」

 

一般名:
リバーロキサバン(rivaroxaban)

 

効能・効果:
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制、
静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

 

製造販売元:
バイエル ライフサイエンス株式会社

 

発売元:
第一三共エスファ株式会社

【イグザレルト®について】

選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤「イグザレルト®」(一般名:リバーロキサバン)は、2012年よりバイエル薬品が日本で販売しています。小児に対する2つの適応を含む5つの適応**を通じ、小児から高齢者まで幅広い患者さんの健康に貢献しています。

**(成人)非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制、静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制、下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制、(小児)静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制、Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制

バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、バイエルの製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力しています。同時に、収益力を高め、イノベーションと成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。2023年のグループ全体の売上高は476億ユーロ、従業員数は約100,000名、特別項目計上前の研究開発費は58億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

 

バイエル ライフサイエンス株式会社について
バイエル ホールディング株式会社の100%子会社として設立された医薬品の製造販売等を行う企業です。社会環境やヘルスケアへのニーズ、テクノロジーの変化に応えるため、患者さんや医療関係者の皆さまにライフサイエンスソリューションを提供することに貢献しています。詳細はwww.bayer.jp/ja/bayerlifescienceをご参照ください。

 

第一三共エスファ株式会社について
第一三共エスファは、第一三共エスファの企業理念(*)のもと、製剤・表示・包装の工夫等の付加価値の高いジェネリック医薬品、また原薬、添加物、製法等が新薬(先発医薬品)と同一のオーソライズド・ジェネリック(AG)を提供しております。医薬品にもっとも大切な「品質確保」「安定供給」「情報提供」「経済性」の面からも、安心してご使用いただける製品の提供に努めて事業展開をしております。

* 第一三共エスファの企業理念:医療ニーズの高いジェネリック医薬品を安心とともにお届けすることによって、人々の健康に貢献し、かつ信頼されるパートナーになります。

 

 

バイエル ホールディング株式会社
第一三共エスファ株式会社
2024年8月19日、東京

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。