理科離れに歯止めを!身近な素材で、子どもたちに科学の楽しさを伝えたい:

バイエル、理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を12月10日に鳥取で初開催 鳥取特産の「とうふちくわ」や「らっきょう」など身近な素材で実験

東京、2019年12月5日 ― 日本のバイエルは、子どもたちの科学的好奇心を高め、科学の理解力向上を図るCSR活動のひとつとして、理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を、2003年より日本全国の小学校で実施しています。17年目となる今年は、10月の岐阜での開催に続き、12月10日(火)に鳥取県鳥取市立末恒小学校で実験教室を開催します。鳥取県で初となる今回の開催で、これまでの訪問校数は41都道府県、51校となります。
バイエルの社員が講師となり、鳥取県の特産品である「とうふちくわ」や「らっきょう」など、身近な素材を通して小学生と一緒に実験をおこない、子どもたちに科学の不思議と楽しさを伝えて、理科離れ対策の一助になることを目指します。

 

前回岐阜県で実施した「わくわく実験びっくり箱」の様子

 

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【社会的背景】

近年、子どもたちの理科に対する興味や学習意欲の低下といった「理科離れ」が大きな問題になり、文部科学省は「科学技術・理科大好きプラン」としてさまざまな施策を展開しています。そのような中、バイエルも子どもたちの理科(サイエンス/テクノロジー)を楽しむ気持ちや、 関心を育むための活動を世界各国で行っています。日本のバイエルでは、2003年より日本全国の小学校を訪れて理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を毎年実施するなど、子どもたちに理科の不思議と楽しさを伝えて、理科離れ対策の一助になることを目指しています。「わくわく実験びっくり箱」は、実験のテクニックを教えるのではなく、実験を通して「なぜ」「どうして」という、子どもたちに本来備わっている科学的好奇心を高め、日常生活における科学の発見の楽しさを伝えることで、科学の理解力向上に役立てることを目的としています。

 

【理科離れに対するバイエルの取組み】

バイエルは、CSR活動として子どもたちの科学への興味と理解を深める教育プログラム「Making Science Make Sense」を1992年にスタートし、世界各地で展開しています。アフリカ系アメリカ人女性初の宇宙飛行士として、1992年に毛利衛さんと一緒にスペースシャトル・エンデバー号に搭乗したメイ・ジェミソン博士もこの活動を支援する一人です。2000年には米国バイエル社はクリントン元大統領から、社会問題に取り組む企業・団体・個人に与えられる『プレジデントサービス賞』を授与されました。また、2006年には社会貢献並びに社員と地域社会との模範的な関係を通じて、優れた企業市民として活動した企業に毎年授与される、米国大統領賞のひとつ「ロン・ブラウン賞」を受賞しました。


日本のバイエルでは、2003年から「わくわく実験びっくり箱」を毎年行っています。その他にも、2019年8月13日~15日の3日間、生命の設計図と呼ばれる「DNA」をテーマに、東京で小学生を対象とする科学イベント「バイエル サイエンス・ファーム」を開催しました。会場内でクイズを解いてスタンプを集めるスタンプラリーや獣医師体験、東京大学の学生によるサイエンスショー、実際にDNAを採取して観察するワークショップなど、さまざまなコンテンツを通じて、来場者に科学の不思議と楽しさを伝えました。この他にも、日本のバイエルは、高校生向けの健康や身体に関する啓発活動を行ったり、高校生向けビジネスコンテスト「キャリア甲子園」へ参画したり、大学生世代への農業教育プロジェクトを実施したりするなど、科学と教育の分野でさまざまな活動を展開しています。

 

【理科実験教室 「わくわく実験びっくり箱」 開催校】

理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」は、これまで全国40都道府県、計50校(2003年:3校、2004年:4校、2005年:4校、2006年:4校、2007年:3校、2008年:4校、2009年:5校、2010年:4校、2011年:4校、2012年:2校、2013年:2校、2014年:3校、2015年:3校、2016年:1校、2017年:2校、2018年:1校、2019年:1校)で実施しています。

 

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【2019年度開催概要】

日時: 2019年12月10日(火)13時45分~15時20分
場所: 鳥取県鳥取市立末恒小学校 (鳥取県鳥取市伏野2256−61)
参加者: 小学5年生
実験名: 『~パンの発酵やにんじんロケットに学ぶ~ 身近にひそむ酵素とそのはたらき』
発酵の作用と、自分の身体にも存在する酵素の働きについて学びます。


実験内容(一部)

 

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バイエルについて

バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活に貢献しています。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に尽力し、バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は396億ユーロ、従業員数は117,000名(2018年)。設備投資額は26億ユーロ、研究開発費は52億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

 

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)

この資料には、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。

 

バイエル ホールディング株式会社
2019年12月5日、東京