ライフサイエンス分野におけるパラダイムシフトを主導
医療と農業分野における大きな課題に立ち向かうためにはどうすればよいでしょうか?バイエルのインパクト投資部門であるLeaps by Bayerは、ライフサイエンスにおけるパラダイムシフトをもたらす進歩や、世界をより良く変える可能性を秘めた技術に投資しています。2015年から55社を超えるベンチャー企業に17億ドル以上を投資してきました。
Leaps by Bayerでは、医療と農業分野の投資先企業とともに人類が直面している特に大きな10の課題「10Leaps」を克服することを目標に、収益性と持続可能性を両立させるビジネスモデルを構築し、画期的な技術の進歩を推進しています。
人類のための10のLeaps
1. 遺伝性疾患の克服
2. 持続可能な臓器・組織置換の実現
3. 農業による環境負荷の低減
4. がんの予防と克服
5. 脳と心のケア
6. 自己免疫疾患と慢性炎症からの回復
7. 次世代型の健全な食糧の供給
8. 持続可能なたんぱく質供給の実現
9. 農作物や食品のロスの防止
10. データによるヘルスケアの変革
コラボレーションで知識を深める
Leaps by Bayerでは、独自の資産の交換を可能にすることで、科学的なブレークスルーの妨げになっているIP(知的財産)のサイロ化によるイノベーションの阻害に挑戦します。これには、バイエル独自の特許の共有や、バイエルのネットワークが持つ技術力および160年にわたる専門知識へのアクセスを提供することが含まれます。パートナー企業は、意思決定に関して自律的ですが、Leaps by Bayerは、「アクティブ・インキュベーション」と呼ぶプロセスにより、経験豊富なチームメンバーがリソースを提供し、初期の戦略的方向性の舵取りを支援することで、若い企業の発展に積極的に関与しています。
私たちの描く未来
医療分野では、治療から予防、治癒へと移行させ、極めて重度の疾患のいくつかに対処することが最終的な目標です。農業分野では、人口増加から生じる需要に対して持続可能なソリューションを提供するため、次世代の農業技術の進歩を推進する根本的なブレークスルーに取り組んでいます。深刻なパーキンソン病を克服できれば、どれだけの幸福を人々にもたらすことができるでしょうか。深刻な作物不足を防ぐことができれば、どれだけの人々の幸福に貢献できるでしょうか。
新しいベンチマークを設定し、他者が躊躇する場所からスタートする勇気を持ち、画期的なイノベーションを通じて世界をより良くすること。それがバイエルの使命だと考えています。
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