family
Our Stories

サステナビリティの確かな進捗とさらなる挑戦

サステナビリティは、バイエルの企業戦略の不可欠な要素で、私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」の中核をなすものです。私たちはヘルスケと農業分野を中核事業とするグローバル企業として、事業活動を通じて最も大きなインパクトを生み出せる人と地球にフォーカスした2030年までの目標を掲げ、世界中のより多くの人々に医療と食糧安全保障へのアクセスを提供し、環境保護、特に脱炭素化、気候変動への適応、生物多様性保全のためのソリューション開発を目指しています。

World Benchmarking Allianceの食料・農業ベンチマークの評価で5位にランクイン

sustainability

持続可能な社会の実現に向けて私たちのイニシアチブが発揮される中、World Benchmarking Alliance (WBA)による食品と農業のバリューチェーン全体にまたがる350社を対象とした評価において、バイエルは「食料・農業のベンチマーク(NBB)」で第5位に、44社を対象とした農業事業部門では第2位となりました。これは、持続可能なビジネスを通じて食糧システムを変革するための私たちの努力が評価されたことを示しています。私たちはソリューション開発だけでなく、ベターライフ・ファーミングのようなパートナーシップを通じて、小規模農家が商業的に利益を上げ、持続可能な農業を営むために必要なインフラを構築し、資金調達の選択肢や市場へのアクセス、高品質な農作物の適正価格を提供しています。また、今回特筆すべき点は栄養分野における評価項目において第1位を獲得したことです。これは、十分なサービスを受けられない地域社会の妊婦とその赤ちゃんに栄養補助食品を提供する「ニュートリエント・ギャップ・イニシアティブ」の取り組みが高く評価されたことによります。
さらに、同WBAによる食品・農業の場合チェーンや製紙・林業など380社を対象とした評価において、バイエルは「自然および生物多様性ベンチマーク (FAB) 」で第4位に、44社を対象とした農業事業部門では第1位を獲得しました。これは、環境負荷の低減とネイチャーポジティブを推進する私たちのコミットメントが反映されたものと言えます。

baby

「ニュートリエント・ギャップ・イニシアチブ」とは

 

ニュートリエント・ギャップ・イニシアチブは、2030年までに、十分なサービスを受けていない地域の5,000万人に必須ビタミン・ミネラルへのアクセスを拡大することを目的としたバイエルのイニシアチブです。 これには、野菜や果物のような栄養価の高い食品へのアクセスや、セーフティネットによる補給も含まれます。

詳しくはこちらをご覧ください。

私たちのミッション「Health for all, Hunger for none」の実現のために

バイエルは、私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」に沿って、2030年までに国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援し、農家さん、消費者の皆さん、患者さんへの貢献を目指してきました。これらのベンチマーク・ランキングは、私たちのミッション実現に向けて積み重ねてきた進歩を示すものですが、同時にまだまだやるべきことが多々あることを思い起こさせるものでもあります。私たちは、リジェネラティブ・プラクティス、持続可能な農業、栄養不良の解消、そして私たちが誇りを持って共に築く未来のために、より多くのパートナーシップを推進し、より多くの人々が健康への力を感じられる地域社会の構築に貢献していきます。