2023年7月25日:サステナビリティ<緑化活動>

社員ボランティアによる海岸防災林のフォローアップ作業(釣ヶ崎海岸)

バイエルは、サステナビリティ活動の一環として、温室効果ガス削減および風害・潮害などから農地や居住地を守ることを主な目的として、東日本大震災時に発生した津波により消失した、釣ヶ崎海岸(千葉県)の防災林再生支援をしています。昨年4月19日に社員ボランティア参加のもと植樹を行い、その後、昨年7月8日と今年7月12日にフォローアップ作業(下草刈り)を実施しました。

 

sustainability

 

東日本大震災時の津波により、釣ヶ崎海岸の防災林の多くも失われました。しかし、支援活動が東北地方に集中したこと、釣ヶ崎海岸は東京オリンピック・パラリンピックのサーフィン競技の会場となったことから、これまで防災林の再生が遅れていました。千葉県は防災林の再生が急務として、企業や団体に協力を求めており、(公社)国土緑化推進機構よりサポートを受け同事業の一部を担うNPO法人森のライフスタイル研究所と、バイエルが協働し、昨年4月19日に針葉樹(抵抗性クロマツ)・広葉樹(マサキ、トベラ)計2,500本(3,200㎡)の防災林を植樹しました。また、同年7月8日と今年7月12日には、社員ボランティアが防災林の下草刈りを行いました。下草刈りが必要な理由は、防災林の苗の周辺の雑草が大きくなり苗を覆い隠してしまうと、日光が遮られ、苗の成長を妨げてしまうためです。社員ボランティアは、小型の鎌を使い、防災林の苗が十分に光と栄養を吸収できるよう、周りの雑草を刈り取りました。

サステナビリティは、バイエルの企業戦略の不可欠な要素であり、バイエルのビジョン「Health for all, Hunger for none」の中核をなすものです。バイエルは、ヘルスケアと農業関連事業を中核とするグローバル企業として、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献することができ、中でも特に「貧困をなくそう」、「飢餓をゼロに」、「すべての人に健康と福祉を」、「ジェンダー平等を実現しよう」、「安全な水とトイレを世界中に」、「気候変動に具体的な対策を」、「陸の豊かさも守ろう」の7つにフォーカスし、SDGsの達成に貢献すべく、積極的に活動を推進しています。

今回の活動に関連するSDGs

  • 目標13「気候変動に具体的な対策を」
  • 目標14「海の豊かさを守ろう」
  • 目標15「陸の豊かさも守ろう」
  • 目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」